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2014年4月17日木曜日

La Côte Picarde


写真:JCF


レースレポート


ネイションズカップ2戦目。
フラット、アップダウンを繰り返す180キロのレース。風向きによってはレースはより厳しくなる。
この3連戦のうち、一番狙いやすいレースがこの「コート・デ・ピカルディ」。
狙いやすいとは言ってもこれは世界選手権と同じレベル、厳しい事に変わりはない。
今回も選手各々、役割を持って走る。
エースは黒枝選手。黒枝選手を最後まで残せられれば彼のスプリント力を持ってすればポイントは必ず取れる。
そこに至るまでにどれだけ、温存させてゴールまで連れていけるかが自分達の役割。

レースがスタートし、すぐに熾烈な位置取り。
この日は増して集団に緊張感が漂い、非常にナーバス。
リアルスタートが切られ、ペースが上がる。
前に上がっていき、この日の自分の役目の一つである「強豪国10人以上の逃げが出来た場合はチェック。」
ロータリーを利用して集団一番前に上がっていき、アタック合戦に加わる。
抜け出しはあるものの、10人以上の飛び出しはなく。
集団は逃げを容認し進んでいく。
横風区間の度、強烈にペースアップが上がり、風向きが変わる区間に入ると収まる、これを延々繰り返す。
今年のこのレースは風によって展開が左右される物になった。
中盤にかけて、ペースアップの頻度が高くなり厳しいレースになる。
面手選手と一緒に黒枝選手を前に上げて、横風では風避けになり脚を使わせないように努める。
これを繰り返しているうちにどんどん自分はきつくなっていく。
横風区間で強烈なペースアップが始まり縦一列。風は左から来ており右に黒枝選手一人分のスペースを作って
なんとか食らい付く。
ここで分断が起き、前が数十人先行してしまう。
結果的に追い付いたものの、日本チームはこれに入っておらずここは危険な場面だった。
さっきまでの区間で自分にもう余裕はない。
ペースがかなり速く、補給もままならない。
こうなると悪循環、エネルギーが切れ始めてからでは遅い。
次第に位置を下げてしまい、周回に入る前の横風区間で千切れた。
残りの選手に祈るように託して残りの行程を走った。
自分の結果はFAD。


感想
今回のレース、最後は9人の飛び出しがありその後ろの50名程の集団に黒枝選手と面手選手が残り
面手選手が力を振り絞り、黒枝選手を高位置まで上げて最後は黒枝選手が絶好の位置からスプリントを開始したものの
他選手の強引なライン取りで絡まってしまい落車。
残念ながらポイント獲得ならなかった。
本当に悔しい。
自分個人としてはきつくなってからの冷静さを失っていた事と力量的な面での劣りを感じるレースとなった。
しかし、チームとしての動きは確実によくなっていると浅田監督に言われた。
特に今日の面手選手の走りは素晴らしかったと思う。
これを今後に必ず繋げていきたい。


次戦はZLMツアー。
フラットですが、「風」のレース。
下がったら瞬殺、集中していきます。