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2014年4月13日日曜日

Ronde van Vlaanderen Beloften

写真:JCF


レースレポート

ネイションズカップ初戦はロンド・ファン・フラーンデレン。
120キロの大周回と23キロの小周回を2周の166キロ。小周回にはパヴェ区間がいくつもある。
自分自身、U-23のネイションズカップに出場するのは初めて。
去年も参加していた黒枝選手や、去年のチームメイトの寺崎選手と連絡を取りどのようなレースなのかを教えてもらう。
重要な事は「位置取り」
このレースのポイントの一つであるパヴェ区間にどれだけ良い位置で入れるかが鍵になる。

今回のネイションズは各々役割を決めて走る。個々が好きに走れる程のレースではない。
今回のレースは、黒枝選手と岡選手を最後にトップグループに残すように他の選手は彼らをサポートする。
エースとなった選手の体調が当日思わしくなかったり、トラブルがあった場合はその場で話し、臨機応変に対応する。
明確な目的を持ってスタートラインに並ぶ。

スタートし、熾烈な位置取り争い。ジュニアのネイションズを走った事はあったが、それより激しい。
「乱暴」という言葉が相応しい。
数十キロに渡り、その状態が続き、逃げが出来てからは一度落ち着く。
それでも密度は濃く、道が狭くなったりする毎にストップ&ゴーを繰り返し、時に落車が発生する。
とにかくこの日は落車が多い。
身体も疲弊するが、とにかく頭が疲れる。集中し続けなければならない。

自分はペースが落ち着いてからは集団の中盤から後方に位置し走る。
合間を見て、チームカーに補給を受け取りに下がる。
100キロ近辺からペースが上がり始め、前に上がっていく。
すると、道が細くなる街中で徳田選手が落車、ペースがさらに上がり集団の動きは不安定になる。
落車が頻発し、70キロ以上のスピードで走っていた下りでまた落車が発生し、
これに岡選手が巻き込まれてしまう。
黒枝選手に状況を伝え、その直後にもの凄く細い石畳の急坂に入る。
集団の中盤で入ったが、登っている途中で前の選手が落車し自分も巻き添えを食らう。
再スタートするのに手間取り、集団の最後尾まで下がってしまいここで前に追いつくのに脚を使ってしまう。
周回コースに近づくに連れ、パヴェ区間が増える。
大柄な部類に入る自分だが、体重は軽い為パワー系ライダーではない。
パヴェでのスピードの乗せ方に苦戦し、どうしても位置を下げてしまう。
周回に入る前に一度千切れるが、なんとか復帰して周回に入る。
すると清水選手が落車。
ジャパンチームは3人を落車で失い、集団には黒枝選手と自分の2人。
黒枝選手と話し、集団一番前に上がり、黒枝選手を良い位置でパヴェ区間に入れるよう走る。
なんとか前方付近で入るが、自分は次第に位置を下げてしまう。
どうにも進んでくれない。
パヴェでいくつも集団が分断され、自分は後方に取り残される。
普通の道で抜け出し復帰を試みる。すると先頭集団にいた黒枝選手が落車に巻き込まれ、機材が破損し戦線離脱してしまう。
日本チームは先頭に選手がいない状態で、前を追いかけるが追いつく事は叶わず、この集団でゴールする事になった。


とにかく、最後までトラブルが多いレースだった。
普通のレースより何倍も頭と身体が疲弊した。
それでも強豪国はしっかり前に選手を送りこんでくる。
自分達もそれに乗らなければならない。
体調自体は良いので、集中して、気を張って次戦に臨みます。
一回のレースの消耗が激しいのでしっかり回復にも努めたいと思います。
引き続き、応援していただけたら幸いです。

内野 直也